無印良品の家は住みにくい？価格や間取りは？口コミ評判から見たメリット・デメリット

無印良品の家について調べると、良い口コミと悪い口コミが混在していて、本当に自分たちに合うのか判断しづらく感じますよね。シンプルな見た目や無印らしい暮らしに惹かれる一方で、「住みにくい」「後悔した」という声を見ると不安が大きくなるものです。

こうした疑問を解消しないまま進めてしまうと、「思っていた使い勝手と違った」など暮らしの満足度に影響する可能性があります。

この記事では、無印良品の家の口コミ・評判をもとに、特徴やメリット、注意点をわかりやすく解説します。

結論として、無印良品の家は「デザインや心地よさを大切にしたい人」に向いています。ただし、価格や施工店の品質差には注意が必要でしょう。

この記事を参考に、後悔のない家づくりを進めてください。

【住みにくい？】無印良品の家の悪い口コミ・評判

家づくりは大きな決断だからこそ、気になる点は先に把握しておきたいものです。ここでは無印良品の家の評判を、実際の口コミに基づいて整理します。まずは悪い口コミから見ていきましょう。

生活音が響きやすい

音が筒抜け、1階のリビングのテレビの音が、吹き抜けを通して2階に響き、うるさい。1階の来客との会話も、2階ではっきり聞き取れる。
マンションコミュニティ

無印良品の家は開放的な間取りや仕切りの少ない設計が魅力な一方で、音が上下階に広がりやすいという声も見られます。とくに吹き抜けや大きな空間は、構造上どうしても反響しやすい傾向があります。

音の伝わりが気になる場合は、間取りの工夫や防音性の高い建材の採用について事前に相談しておくと安心です。

プライバシーと住みやすさに課題を感じた

プライバシーゼロだから夫婦二人で暮らすなら良いかもと思ったけど段差だらけで歳とったら住みにくいことこの上ない。
マンションコミュニティ

無印良品の家は開放感を重視したつくりが多く視線や音が届きやすい構造のため、住みにくさを感じる人もいるようです。さらに段差を活かした設計は見た目の心地よさがある一方で、年齢を重ねたときの負担につながるケースもあります。

家族構成や生活スタイルが変わるとプライバシーや動線の課題が出る可能性もあるため、将来の暮らしも見据えて間取りを検討しておくと安心です。

仕上がりの精度に不満を感じた

壁、天井のひび割れ、窓枠のゆがみ、床のきしみ、結露のひどさ。
マンションコミュニティ

一部では、仕上げの粗さや建具のゆがみ、結露など細部のクオリティに不満を感じたという声も見られます。

施工店ごとの経験や技術力に差があることが影響して、仕上がりにばらつきが出てしまうケースもあるようです。気になる点は引き渡し前のチェックで丁寧に確認し、必要な補修を依頼しておくと安心して住み始められます。

＼＼ネットで簡単2ステップ／／

【満足】無印良品の家の良い口コミ・評判

気になる点だけでなく、実際に住んで良かったと感じた声も知っておきたいですよね。ここでは、無印良品の家で満足しているユーザーの口コミをもとに、どのような部分が評価されているのかを紹介していきます。

性能・デザイン・価格のバランスが良い

ここの住宅性能は良いと思います。デザインもしっかりしていて、コスパも高い気がしてます。
マンションコミュニティ

性能もデザインも価格も、どれも妥協したくないと感じる人は多いですよね。

無印良品の家は断熱性や耐震性といった基本性能を押さえつつ、無印らしいシンプルデザインで整った空間を実現できます。過度な装飾を削ぎ落とした設計により、価格面でも大きな無駄が出にくい点も評価されています。

断熱性能の高さを実感

トリプルガラスと内外断熱(どちらも標準仕様)で、ドアを開けるまで外気温不明。また、真冬でも日差しがあれば家全体が暖かい。
マンションコミュニティ

家の暖かさや涼しさは、暮らしの快適さに直結するので気になるポイントですよね。

無印良品の家では、標準仕様でトリプルガラスと内外ダブル断熱を採用しており、外気の影響を受けにくい構造になっています。実際に「ドアを開けるまで外の気温がわからない」という声もあるように、真冬でも日差しがあれば室内全体が心地よく保たれるようです。

無印らしいデザインで空間が整う

始めから無印オリジナルデザインの建具が用意されているのであれこれ考えなくてもすっきりとしたデザインに仕上がる。
マンションコミュニティ

住まいのデザインを自分で一から考えると、全体の統一感を出すのが意外と難しいものですよね。

無印良品の家では、あらかじめ無印オリジナルの建具や内装デザインがそろっているため、細かな選択に悩まなくても自然とすっきりとまとまった空間に仕上がります。

＼＼ネットで簡単2ステップ／／

無印良品の家で建てるメリット6つ

無印良品の家には、シンプルなデザイン性だけでなく、快適性や安全性など、暮らしの質を高める特徴がいくつもあります。

実際の口コミでも評価されている内容をもとに、無印良品の家ならではの魅力を5つに整理しました。どんな点が支持されているのか、順番に見ていきましょう。

1_無印良品らしいシンプルで飽きのこないデザイン

無印良品の家は、余計な装飾をそぎ落としたシンプルなデザインが大きな魅力です。外観から建具まで余計な装飾を省くことで、時間が経っても古さを感じにくい落ち着いたデザインを実現しています。

無印良品らしいデザインの特徴はこちら。

落ち着いた雰囲気の家で暮らしたい人や、家具まで含めてトータルで住まいを整えたい人にとって、無印良品の家は満足度の高い選択肢といえるでしょう。

2_ダブル断熱で一年中快適

無印良品の家は、外気の影響を受けにくい「ダブル断熱」を採用し、開放的な間取りでも一年中快適に過ごせる室内環境を実現しています。外断熱と内断熱の長所を組み合わせることで、寒暖差の大きい地域でも穏やかな温度を保ちやすい点が特徴です。

ダブル断熱の特徴は以下のとおりです。

優れた断熱仕様によって夏も冬も過ごしやすく、冷暖房の効率を高めたい人にとって安心感のある住まいになります。

3_大地震でも倒れない耐震性

無印良品の家は建物の強さを左右する骨組みに「SE構法」を採用し、厳しい基準を満たした高い耐震性を備えています。強度の高い集成材と金物を組み合わせた構造により、揺れに対して粘り強く、繰り返しの地震にも耐えられる住まいを実現しています。

無印良品の家の耐震性能には以下の特徴があります。

家族の安全を第一に考えたい人にとって、無印良品の家は長く安心して暮らせる住まいといえるでしょう。

4_ライフスタイルの変化に対応できる空間設計

無印良品の家は家族構成や働き方の変化に合わせて、空間を柔軟にアレンジできるつくりが大きな特徴です。

壁や仕切りを最小限に抑えた「一室空間」の設計を基本としているため、必要に応じて家具や建具を動かすだけで、住まい方に合ったレイアウトに調整できます。

暮らしに合わせて変えられる空間の特徴がこちら。

無印良品の家では、暮らしの変化に寄り添って長く快適に暮らせる住まいを目指せます。

5_無印良品の家具・収納との相性が抜群

無印良品の家はシンプルで統一されたデザインを大切にしているため、無印良品の家具・収納との相性がとても良いのが特徴です。直線的で無駄のないフォルムの家具が空間に自然と馴染み、住まい全体を同じ世界観で整えられます。

棚や収納用品のサイズ感も合わせやすく、暮らしながら少しずつ家具を買い足しても統一感が崩れにくい点も魅力です。

家と家具が調和した、すっきり心地よい空間づくりをしたい人にとって大きなメリットになるでしょう。

6_全棟で長期優良住宅に対応

無印良品の家はすべてのシリーズが標準仕様で長期優良住宅の認定基準を満たしており、長く快適に住むための性能を確保しています。オプションを追加しなくても、国が定める基準を上回る住宅性能が備わっている点が魅力です。

長期優良住宅のメリットは以下のとおりです。

長く住む前提で家づくりを考えたい人にとって、長期優良住宅への対応は心強い判断材料になるでしょう。

＼＼ネットで簡単2ステップ／／

無印良品の家で建てるデメリット4つ

無印良品の家には魅力が多くある一方で、注意しておきたいポイントもあります。

ここでは、実際の口コミや特徴からわかるデメリットを4つにまとめて紹介します。事前に把握しておくことで、後悔のない家づくりにつながるでしょう。

1_施工店の対応にばらつきがある

家づくりでは性能やデザインが良くても、施工の質が伴わないと満足度が下がってしまいますよね。

無印良品の家は、直営店だけでなくフランチャイズ店や提携工務店が施工を担当するケースもあるため、対応力や施工精度に差が出ることがあるようです。

不安を減らすためには、事前に担当工務店の実績や口コミを確認し、アフター体制についても丁寧に聞いておくと安心でしょう。

2_価格が高い

無印良品の家は魅力的なデザインや性能を備えていますが、価格帯はローコスト住宅と比べて高めに設定されています。

ダブル断熱や耐震等級3に対応したSE構法など、快適性と安全性を高める仕様を標準で採用しているため、建築費がどうしても上がりやすい傾向があります。

その分、長期優良住宅に対応していることで劣化しにくく、ランニングコストの負担を抑えられる点はメリットです。とはいえ、初期費用を重視したい場合は、事前に総額を把握しながら慎重に予算計画を立てることが大切です。

3_メンテナンスの手間や費用がかかる

自然素材を多く使っている分、定期的なメンテナンスが必要になる点は気になりますよね。無印良品の家では、外壁やウッドデッキなどに塗装・補修が必要な場合があり、劣化が進む前の手入れが欠かせません。

素材の経年変化を楽しめる人には魅力ですが、日々の手入れを負担に感じる場合はあらかじめメンテナンスの頻度や費用を確認しておくと安心です。

4_生活音が響きやすい

無印良品の家は仕切りを最小限にした一室空間や吹き抜けを採用しているため、上下階や隣り合うスペースに生活音が伝わりやすいです。さらに、高気密・高断熱の構造は快適性を高める一方で、音が反響しやすい点にも注意が必要です。

音の伝わりが心配な場合は、次のような対策を検討すると安心でしょう。

住み心地を高めるためにも、間取りづくりの段階から音の伝わりに配慮しておくことをおすすめします。

＼＼ネットで簡単2ステップ／／

無印良品の家をおすすめする人・おすすめしない人の特徴

無印良品の家には、シンプルなデザインや高い断熱性能、長く使える空間設計など、独自の魅力があります。一方で、価格帯やメンテナンス性、施工店による対応の差など注意したいポイントも存在します。

ここでは「おすすめする人」と「おすすめしない人」の特徴をわかりやすくまとめました。あなたの希望やライフスタイルに合うかどうかを確認する参考にしてください。

おすすめする人	おすすめしない人
無印良品らしいシンプルなデザインが好きな人 断熱性能や耐震性など、住宅性能も重視したい人 ライフスタイルの変化に合わせて住まいを柔軟に変えたい人 明るく開放的な雰囲気が好きな人	施工品質が安定している大手メーカーを希望する人 ローコストで初期費用を抑えたい人 メンテナンスの手軽さを重視する人 無印良品以外の家具・インテリアで個性的な空間をつくりたい人

＼＼ネットで簡単2ステップ／／

無印良品の家の商品ラインナップ

無印良品の家では、暮らし方や敷地条件に合わせて選べる4つの住宅シリーズを展開しています。どれも無印良品らしいシンプルで機能的なデザインをベースにしながら、開放感や採光、耐震性などそれぞれに異なる魅力がある点も特徴です。

ここからは4つの家の特徴を順番に紹介していきます。

木の家

「木の家」は、木造でありながら、壁を最小限に抑えた「一室空間」が特徴のシリーズです。開放的な吹き抜けや土間を取り入れながら、家族の成長に合わせて空間を自由に設計できる柔軟性を備えています。

暮らし方や家族構成の変化に柔軟に寄り添い、今も将来も使いやすい住まいを目指す人にぴったりのシリーズです。

窓の家

「窓の家」は四角い窓のフレームで光や風景を切り取り、暮らしに取り入れることをコンセプトにしたシリーズです。窓からの光を暮らしの中心に据えながら、家族同士がゆるやかにつながる空間を実現できます。

外とのつながりをデザインに取り込みたい人、光の入り方や窓の表情にこだわりたい人に向いたシリーズです。

陽の家

「陽の家」は平屋を基本とした構成で、庭との一体感を最大限に引き出す住まいをコンセプトにしたシリーズです。全開口サッシを採用し、窓を開けると室内と庭がひと続きになる開放的な空間が広がります。

庭を活かした暮らしを楽しみたい人、平屋で開放的な住まいを求める人にフィットするシリーズです。

縦の家

「縦の家」は、都市部の狭小地に対応するために、縦方向の空間活用を重視したシリーズです。スキップフロアを組み合わせることで、限られた敷地でも広がりを感じやすい立体的な空間を実現します。

都市部で限られた敷地を有効に使いたい人、間取りを自由に編集しながら自分らしい暮らしを形にしたい人に適したシリーズです。

＼＼ネットで簡単2ステップ／／

無印良品の家の基本情報

無印良品の家は良品計画が展開する住宅ブランドとして、全国の工務店と連携したフランチャイズ形式で注文住宅を提供しています。

「永く住まえる暮らしの器」という思想をもとに、すべてのモデルで長期優良住宅に対応したシンプルで機能的な住まいを展開している点が特徴です。

ミニマルで統一感のあるデザインに加え、断熱等級7への対応やSE構法による高い耐震性能など、基本性能にも注力した家づくりをしている点も魅力です。

自然素材を取り入れた無駄のない空間設計は、家具や雑貨を含めてトータルコーディネートを楽しみたい人にも向いています。

無印良品の家の坪単価は80〜95万円

無印良品の家の坪単価は、シリーズや仕様によって異なりますがおよそ80〜95万円が目安です。シンプルなデザインながら、高い断熱性能や、SE構法による高耐震性、全棟で長期優良住宅に対応する仕様を備えている点が価格に反映されています。

初期費用は一般的なローコスト住宅より高めですが、省エネ性能が優れているため光熱費などのランニングコストを抑えやすいメリットがあります。総額を確認する際は、本体価格だけでなく付帯工事費や諸費用も併せて比較すると安心でしょう。

会社概要

会社名	株式会社 MUJI HOUSE MUJI HOUSE Co.,LTD
所在地	東京都文京区後楽2-5-1 住友不動産飯田橋ファーストビル7階
設立	2000年5月31日
資本金	1億4,900万円
売上高	59億2,254万円  (2025年度)
公式サイト	無印良品の家

＼＼ネットで簡単2ステップ／／

無印良品の家についてよくある質問

無印良品の保証内容は？

無印良品の家では、地盤保証・瑕疵保険・SE構法の性能保証など、引渡し後も安心できる保証が用意されています。

図のとおり、地盤保証は最長20年、瑕疵保険やSE性能保証は10年対応です。半年・1年・2年・5年・10年の定期点検も実施されています。

無印良品の家と比較におすすめのハウスメーカーは？

無印良品の家と比較するには以下のような木質感やシンプルなデザインが得意なハウスメーカーがおすすめです。

• 住友林業
• アイ工務店
• アキュラホーム

▼ほかにも無印良品の家と比較したいおすすめのハウスメーカーについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

【2025年最新】注文住宅おすすめハウスメーカー43選を徹底比較！特徴やメリットも解説

無印良品の家は値引き交渉できる？

無印良品の家はあらかじめ価格が明確に設定されているため、基本的に大きな値引きは期待しにくいと言われています。

ただし、時期によってはキャンペーンや特典が用意されている場合もあるため、気になる方は担当者に一度確認しておくと良いでしょう。

＼＼ネットで簡単2ステップ／／

まとめ｜無印良品の家はシンプルで心地よい住まいが魅力

この記事では、実際に無印良品の家で建てた口コミ・評判をもとに、メリット・デメリットについて詳しく解説をしてきました。

無印良品の家はシンプルで無駄のないデザインと、断熱等級7への対応や耐震等級3などの高い住宅性能を兼ね備えている点が魅力です。

全棟で長期優良住宅の基準を満たし、ライフスタイルの変化に合わせて空間を設計できる柔軟性も備えています。無印良品の家具や収納と調和しやすく、統一感のある住まいを求める人にとって魅力の多い住宅ブランドです。

一方で、施工店によって対応に差が出る場合があることや、価格帯が高めである点は把握しておきたいポイントです。

この記事を参考に、無印良品の家の強みと注意点を理解しながら、他社と比較してあなたに合った家づくりを考えてみてください。