レオハウスとヤマダホームズの違いは？価格・性能・デザインで後悔しない選び方を解説

このまま曖昧に選んでしまうと、「思ったより高かった」「性能が足りなかった」など、住んでから後悔してしまうかも。

この記事ではレオハウスとヤマダホームズの違いを「価格」「性能」「デザイン」の3つの軸で徹底比較し、あなたに合った選び方をわかりやすく解説します。

この記事を読むことで得られるメリットは以下のとおりです。

結論として、レオハウスは価格を抑えて自由設計を叶えたい人に、ヤマダホームズは性能とデザイン面で高品質を求める人におすすめです。

最後まで記事を読んで、レオハウスとヤマダホームズの違いや特徴を押さえた家づくりをスタートしましょう。

【結論】レオハウスとヤマダホームズの違いは「価格」と「品質・デザイン」

レオハウスとヤマダホームズは同じグループですが、提案スタイルや住宅の方向性には明確な違いがあります。そのため、重視するポイントによって選ぶべきブランドが分かれます。

結論として、価格を優先しつつ間取りにもこだわりたい人はレオハウス、高性能な設備や洗練されたデザインを求めるならヤマダホームズがおすすめです。

レオハウスとヤマダホームズの違いがこちら。

比較項目	レオハウス	ヤマダホームズ
坪単価	約45万円～	約55万円～
提案スタイル	営業主導 完全自由設計	設計士提案主導 自由設計・商品型
標準仕様	必要最低限の性能	高断熱・高耐震 ZEH対応など
デザイン	自由度が高い シンプルな外観	商品ごとに明確なコンセプトがある

どちらもヤマダグループの注文住宅ブランドであり、充実した保証制度が用意されています。あなたの価値観に合ったブランドを選びましょう。

▼レオハウスとヤマダホームズの詳しい口コミ・評判については、以下の記事で紹介しています。

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レオハウスとヤマダホームズ3つの違い

レオハウスとヤマダホームズは同じグループ内の注文住宅ブランドですが、どちらを選ぶかで住まいの満足度や予算配分に差が生じます。

こちらでは、2つのブランドの違いを「価格」「性能」「デザイン」の3つの観点から比較します。

1：価格・坪単価・初期費用

同じヤマダグループの注文住宅でも、レオハウスとヤマダホームズでは価格に違いがあります。

レオハウスは低価格で自由設計が可能な住宅ブランドであり、コストを抑えたい人におすすめです。一方、ヤマダホームズは性能やデザイン性にすぐれており、品質を重視する人に選ばれています。

価格比較はこちらを参考にしてください。

比較項目	レオハウス	ヤマダホームズ
価格帯	低価格帯	中価格帯
坪単価の目安	約45万円～	約55万円～
初期費用	抑えやすい	やや高め
ブランドの傾向	自由設計価格重視	高品質性能重視

レオハウスは営業主導の自由設計と標準的な仕様で、建築価格を抑えやすい住宅ブランドです。

対してヤマダホームズは、高品質な仕様を標準で備え、性能重視の設計スタイルにより価格が高めに設定されています。

2：標準仕様・断熱・耐震性

性能を重視するならヤマダホームズ、価格とのバランスをとりたいならレオハウスがおすすめです。2つのブランドは同じ構造技術をベースにしていますが、標準仕様の内容や断熱・耐震性能に違いがあります。

性能比較はこちらを参考にしてください。

比較項目	レオハウス（RASIO）	ヤマダホームズ（SxLシグマ）
工法	木造軸組工法 ティンバーメタル工法	モノコック構造 SxL構法
標準仕様	檜集成材構造 ダブル断熱全館空調	ウェルネス断熱/IoT対応 ZEH対応/壁内換気システム
断熱性能	UA値：0.37W/㎡K	記載なし （寒冷地レベルの断熱性能を標準装備）
耐震性能	耐震等級3+制震ダンパー	耐震等級3+制震フレーム

レオハウスは価格を抑えつつ必要十分な性能を確保し、ヤマダホームズは断熱・耐震・設備のすべてにおいて高性能を追求しています。

3：デザイン・間取りの自由度

間取りにこだわりたいならレオハウス、空間提案やデザイン性を重視するならヤマダホームズがおすすめです。

レオハウスは完全自由設計のため、施主の要望に応じて柔軟に対応できます。一方、ヤマダホームズは設計の自由度は限定されるものの、建築家による空間提案や大空間設計が魅力です。

デザイン・自由度の比較はこちらを参考にしてください。

比較項目	レオハウス（RASIO）	ヤマダホームズ（SxLシグマ）
間取りの自由度	高い	中程度
外観デザイン	シンプルモダン 幅広く対応	重厚感/高級感
吹き抜け/大空間	対応可能	得意分野
設備/内装選択肢	グレード選択式	高グレード標準 カスタマイズ可能

設計の自由度を重視するか、完成度の高い空間を求めるかによって選ぶべきブランドや商品が変わります。理想の住まいに近づけるために、重視したいポイントを明確にして選びましょう。

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レオハウスが価格重視派におすすめの4つの理由

レオハウスはヤマダグループの中でもコストパフォーマンスにすぐれた住宅ブランドです。ここでは、レオハウスが価格重視派におすすめされる4つの理由を詳しく解説します。

1：建築費用を抑えられる

レオハウスは限られた予算内で家を建てたい人におすすめです。あらかじめ用意された仕様の中から必要な設備だけを選べるため、無駄なコストがかかりにくい仕組みになっています。

レオハウスが建築費を抑えられる理由は以下のとおりです。

工夫された設計と提案スタイルにより、レオハウスは必要な性能を保ちながら建築費用を抑えられます。

ヤマダグループの規模を活かした仕入れや流通の効率化が、低価格でも満足度の高い住まいを実現しています。

2：自由設計で理想の間取りが叶う

レオハウスは家族構成やライフスタイルに合わせて、理想の間取りを自由に設計できます。営業担当者が施主の要望を直接ヒアリングし、標準仕様をベースにしながら柔軟にプランを調整できる仕組みになっています。

自由設計には以下のようなメリットがあります。

レオハウスは施主の希望に寄り添った自由な設計ができるため、暮らしやすさを重視した住宅ブランドです。「価格は抑えたいけど間取りも妥協できない」という人におすすめです。

3：家電・家具とのセット提案が可能

レオハウスは家電や家具を含めた住まいのトータル提案ができるため、引っ越し後の暮らしをスムーズに始められます。

ヤマダ電機との連携により住宅の設計段階から必要な設備をまとめて検討できるため、購入の手間やコストを減らせます。

家電・家具のセット提案によるメリットは以下のとおりです。

レオハウスでは住宅の設計と同時に、インテリアや家電の配置まで含めた提案が受けられます。暮らしの全体像を設計段階から具体化できるため、生活のイメージがつかみやすい点が魅力です。

必要な設備をまとめて検討することで、追加費用を抑えながら総額の見通しも立てやすくなります。

4：ヤマダグループの安心感がある

レオハウスはヤマダグループの一員として、住宅だけでなく暮らし全体を支える安心感があります。

ヤマダグループは住宅・家電・家具・リフォーム・保険・金融まで幅広く事業を展開しており、住まいに関するサービスを一括で提供できます。グループ全体のネットワークと実績があるため、建てた後のサポート体制も充実している点が強みです。

ヤマダグループならではの安心感は以下のとおりです。

レオハウスはヤマダグループの総合力を活かして、住まいづくりから暮らしのサポートまで一貫して対応できます。住宅単体ではなく、暮らし全体を見守る仕組みが整っているため安心して家を建てられます。

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ヤマダホームズが性能・デザイン重視派におすすめの4つの理由

ヤマダホ－ムズは高断熱・高耐震性能を備えながら、空間の美しさや快適性にこだわった住宅ブランドです。ここでは、ヤマダホームズが性能・デザイン重視派におすすめされる4つの理由を詳しく解説します。

1：高断熱・高耐震の標準仕様

ヤマダホームズは断熱性と耐震性にすぐれた仕様を標準で備えています。室内の温度を一定に保ちやすい設計や、大地震にも繰り返し対応できる制振装置が追加費用なしで装備されているため、性能重視の人にとって魅力的です。

ヤマダホームズの高断熱・高耐震を支える仕組みはこちらです。

ヤマダホームズは断熱・耐震の両面で高い性能を標準で提供しており、快適さと安全性を両立した住まいづくりができます。

2：豊富なラインナップ

ヤマダホームズは性能・デザイン・価格のバランスに応じて選べる商品ラインナップが豊富です。高性能住宅から価格重視プランまで複数の商品を展開しているため、ライフスタイルや予算に合わせた選択がしやすくなっています。

ヤマダホームズの主な商品ラインナップはこちらです。

商品名	特徴
RASIO	自由設計/低価格/全館空調
YAMADAスマートハウス	ZEH仕様/IoT対応 省エネ・創エネ設計
Y Limited	セミオーダー型規格住宅 価格明瞭
SxLシグマ	高耐震/高断熱/自由設計 制震フレーム
SxLアルファ	セミオーダー型規格住宅 高耐久/カスタマイズ可能
Felidia	高級仕様/高耐久/高品質 デザイン性/上質空間

ヤマダホームは価格・性能・デザインの優先順位に応じて選べる商品が豊富に揃っています。選択肢の広さを活かして、あなたに合った住まいを見つけやすい住宅ブランドです。

3：スマート住宅に強み

ヤマダホームはスマート設備や省エネ設計にも力を入れており、快適で効率的な暮らしを実現できます。なかでもヤマダスマートハウスでは、IoT機器や省エネ・創エネ設備を標準仕様で導入しているため、日々の暮らしが快適になるだけでなく、光熱費の削減にもつながります。

スマート住宅の主な特徴は以下のとおりです。

効率的で快適な暮らしを求める人には、ヤマダホームズがおすすめです。

4：家電連携・インテリア提案が充実

ヤマダホームズは家電やインテリアまで含めた住まいの提案ができるため、暮らしの準備がスムーズに進みます。

住宅の設計段階から家電・家具の選定から配置まで一括で相談できるため、購入の手間や費用を抑えられます。インテリアの統一感や使い勝手を事前に確認できるのが特徴です。

家電・インテリア提案のメリットはこちらです。

ヤマダホームズは住まいだけでなく、暮らし全体を見据えた提案ができる住宅ブランドです。家電や家具を含めた住環境が整うため、入居後すぐに生活を始められます。

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【重要】レオハウス・ヤマダホームズで後悔しないための5つのポイント

レオハウスとヤマダホームズはそれぞれに強みがある住宅ブランドですが、後悔につながってしまう落とし穴もあります。ここでは、2つのブランドを検討する際に押さえておきたい重要なポイントを5つ紹介します。

1：担当者によって対応に差がある

レオハウス・ヤマダホームズに限らず、全国展開のハウスメーカーでは担当者の経験によって対応の質に差が出やすい傾向があります。

営業担当者のスキルや知識・提案力にはばらつきがあり、親身に相談に乗ってくれる担当者もいれば、説明不足や誠実さに欠ける対応の担当者もいます。

担当者選びで後悔しないためには、次のポイントを押さえましょう。

担当者選びは家づくりの満足度を左右する重要なポイントです。住宅は建てて終わりではなく、引き渡し後のアフターサポートやメンテナンスなど、担当者との付き合いは長期にわたって続きます。

注意点として、契約後に対応が変わるケースもあるため、万が一に備えて「担当者の変更が可能かどうか」も事前に確認しておくと安心です。

2：施工店ごとの品質差と施工体制

全国展開のハウスメーカーでは、施工店によって品質や対応力にばらつきがあります。

レオハウス・ヤマダホームズでは、施工を地域の提携工務店が担っています。そのため、現場管理の精度や職人の技術力、対応スピードなどが施工店ごとに異なり、同じブランドでも仕上がりに差が出る点には注意が必要です。

施工品質で後悔しないためには、次のポイントを押さえましょう。

施工店ごとの品質差で後悔しないためには、事前の施工体制・管理の確認が欠かせません。施主との連絡体制が整っているか、要望が現場に正しく伝わる仕組みがあるかどうかも見極める必要があります。

3：アフター対応の地域差

レオハウス・ヤマダホームズでは地域によってアフターサポートの対応品質に差が出る場合があります。

アフターサービスの内容はヤマダグループで統一されていても、実際の対応は地域の提携会社が担います。そのため対応スピードや点検の丁寧さ、トラブル時のフォロー体制など地域によって異なり、同じブランドでも満足度に差が出る原因の一つです。

アフター対応で後悔しないためには、次のポイントを押さえましょう。

アフター対応の地域差で後悔しないためには、事前に口コミや評判を確認しておくことが有効です。上記のポイントを押さえておけば、入居後の不安を減らして長く快適に暮らせます。

4：オプション追加で予算オーバーしやすい

オプション追加は予算オーバーの原因になりやすいため注意が必要です。オプション価格は明記されていないことが多く、打ち合わせのたびに金額が膨らむ構造になっています。

住宅は一生に一度の大きな買い物だからこそ、数万円の追加費用が小さく感じてしまい、気づけば大幅に予算オーバーしたというケースもあります。

予算オーバーで後悔しないためには、次のポイントを押さえましょう。

オプション選びは理想の住まいづくりに欠かせない一方で、予算管理の落とし穴にもなりがちです。「必要なものとそうでないもの」を冷静に見極めることで、納得できる家づくりができます。

5：複数のハウスメーカーを比較する

家づくりで後悔しないためには、複数のハウスメーカーを比較することが欠かせません。

住宅会社ごとに価格・性能・デザイン・保証内容などの特徴が異なります。1社だけで判断すると、他社の強みやあなたに合った選択肢を見落とす可能性があります。

具体的な比較項目はこちらです。

ハウスメーカー選びで後悔しないためには、最低でも2～3社の見積もりをとって、上記の項目を比較する必要があります。

ただし、何社もモデルハウスを訪問するのは時間も労力もかかりすぎてしまいます。効率よく比較・検討を進めるためには、資料一括請求などのサービスを活用しましょう。

▼無料で使えるおすすめの資料請求サービスについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

【FAQ】レオハウスとヤマダホームズに関するよくある質問

レオハウスはもうなくなったの？

「レオハウス」という社名はすでに消滅していますが、事業自体はヤマダホームズに引き継がれています。

レオハウスは2021年2月にヤマダホームズへ吸収合併され、現在はヤマダホームズ内の「レオハウス事業本部」として継続しています。

住宅商品の提供やアフターサービスはヤマダホームズが担っており、レオハウス時代の特徴や思想設計は一部継承されています。

モデルハウスはどこで見られる？

一部地域を除く、全国の展示場で見学できます。

詳しい地域はこちらをご確認ください。

※北海道・鳥取県・島根県・山口県・高知県・沖縄県には展示場がありません。

レオハウスで建てる＝ヤマダホームズで建てるという認識で合っている？

はい、合っています。レオハウスは現在、ヤマダホームズの一部門として運営されており、契約法人も「株式会社ヤマダホームズ」です。

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【まとめ】レオハウスとヤマダホームズの違いを知って、後悔しない家づくりを始めよう

この記事では、レオハウスとヤマダホームズの違いについて価格・性能・デザインの違いからおすすめ理由、後悔しない選び方まで詳しく解説してきました。

結論として、レオハウスは価格を抑えて自由設計を叶えたい人に、ヤマダホームズは性能とデザイン面で高品質を求める人におすすめです。

レオハウス・ヤマダホームズで後悔しないためには、次の5つのポイントを押さえましょう。

レオハウスとヤマダホームズの違いを知れば、どちらが自分に合っているのかを冷静に判断できます。それぞれの特徴を理解したうえで、後悔しない家づくりをスタートしましょう。