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鉄骨造ハウスメーカーおすすめ6社を徹底比較!費用や性能で後悔しない選び方を紹介

  • 鉄骨住宅を建てたいけど、どのメーカーがいいの?
  • 費用や性能で後悔しない選び方を知りたい
  • 地震や火災に強い住宅にしたい

こうした悩みを抱えたままなんとなく契約を進めてしまうと、「住み心地が思っていたものと違う」といった後悔につながることがあります。とくに鉄骨住宅は、メーカーごとの構造や性能に大きな差があるため、事前の比較と理解が欠かせません。

この記事では、鉄骨造に強いハウスメーカー6社を厳選して紹介。それぞれの特徴・性能・価格帯についてわかりやすく解説をしていきます。

この記事を読むことで、鉄骨住宅で後悔しないための選び方がわかります。

結論として、鉄骨住宅で満足のいく家づくりをするには、構造・性能・コストのバランスを見極めたうえで、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが重要です。理想の住まいを実現するために、最後まで記事を読み進めてください。

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目次

【早見表】おすすめ鉄骨造ハウスメーカー6社の特徴と比較一覧

鉄骨住宅を検討するうえで、自分に合ったハウスメーカーを見つけるためには、各社の価格帯や特徴を比較する必要があります。

まずは厳選6社の「坪単価」「構造」「特徴」をまとめた一覧表で、各社の違いを把握しましょう。

ハウスメーカー坪単価目安構造特徴
ヘーベルハウス110~140万円軽量鉄骨造
重量鉄骨造
デュアルテックラーメン構造
高耐久・高断熱。
制震システムで地震にも強い。
積水ハウス100~150万円軽量鉄骨造
重量鉄骨造
地震エネルギー吸収システム(シーカス)を採用。
ダイワハウス110~140万円軽量鉄骨造
重量鉄骨造
制震構造と外張断熱で快適な住環境。
間取りの自由度も高い。
セキスイハイム100~130万円軽量鉄骨
(ユニット工法)
高精度な工場生産。
太陽光・蓄電池などスマート設備が標準。
トヨタホーム90~120万円軽量鉄骨造
(ユニット工法)
鉄骨軸組工法
高耐久・高断熱。
最長60年保証とトヨタグループの技術力が魅力。
パナソニックホームズ100~140万円制震鉄骨軸組構造
重量鉄骨ラーメン構造
大型パネル構造
独自のボルト接合構法で高強度。
家電との親和性が高くスマート対応に特化。

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鉄骨造が得意なハウスメーカー厳選6社を徹底解説

ここからは、鉄骨造が得意なハウスメーカーを1社ずつ詳しく解説していきます。各社の強みや個性を徹底比較して、あなたにぴったりのハウスメーカーを見つけましょう。

  1. ヘーベルハウス
  2. 積水ハウス
  3. ダイワハウス
  4. セキスイハイム
  5. トヨタホーム
  6. パナソニックホームズ

1:ヘーベルハウス│都市型住宅に強い高耐震設計

ヘーベルハウス

ヘーベルハウスは、耐震性・耐火性・設計自由度にすぐれた都市型鉄骨住宅メーカーです。軽量鉄骨、重量鉄骨の両方に対応し、建物の階数や敷地条件に応じた最適な構造を選べます。

各構造には、専用の制震システムが搭載されており、繰り返しの地震にも耐える粘り強さが特徴です。

ヘーベルハウスがおすすめな人
  • 地震や火災に強い家を建てたい
  • 都市部の狭小地に3階建て住宅を建てたい
  • オーバーハングなど自由な間取りを実現したい
  • 外観に重厚感や高級感を求めている
  • 長期保証やアフターサービスを重視したい

構造別の強みと特徴は以下のとおりです。

構造タイプ対応階数制震システム特徴
軽量鉄骨造
(ハイパワード制震ALC構造)
1~2階建てハイパワードクロス
(制震フレーム)
柱の少ない大空間設計が可能。
設計自由度が高く、断熱・耐火性能にすぐれる。
重量鉄骨造
(重鉄制震・システムラーメン構造)
3~4階建てサイレス
(オイルダンパー)
高層ビル並みの耐震設計。
狭小地や多層階住宅に最適。
デュアルテックラーメン構造2階建て専用制震フレーム+アダプティブジョイント軽量鉄骨と重量鉄骨のハイブリッド構造。
コストと性能のバランスがいい。

ヘーベルハウスは、構造ごとに異なる強みを持ち、建築条件やライフスタイルに応じた柔軟な選択が可能です。さらに、外壁に採用されるALCパネル(通称へーベル)により、重厚感と性能を両立しています。

ヘーベル板の特徴
  • 耐火性が高い
  • コンクリートの約6倍の断熱性
  • 遮音性が高い
  • シロアリに強い
  • 重厚感・高級感のある外観

ヘーベルハウスは、構造部材の耐用年数が60年以上とされ、長期にわたる耐久性が確保されています。災害に強く、設計の自由度も高い鉄骨住宅を求める人にとって、信頼性と満足度の高い選択肢です。

2:積水ハウス│設計力と大空間に強み

積水ハウス

積水ハウスは、軽量鉄骨、重量鉄骨の両構造に対応し、敷地条件や建物規模に応じた最適な構造を選べる高級ハウスメーカーです。独自開発の外壁材「ダインコンクリート」や、基礎と柱を直接つなぐ「基礎ダイレクトジョイント」など、構造の見えない部分にもこだわった設計が特徴です。

積水ハウスがおすすめな人
  • 一流の設計士と家づくりをしたい
  • 災害に強い家を建てたい
  • 長期保証やアフターサービスを重視したい
  • 高級感のある外観を求めている
  • 資産価値の高い家を建てたい

構造別の強みと特徴は以下のとおりです。

構造タイプ対応階数制震システム特徴
軽量鉄骨造
(ダイナミックフレーム構造)
1~2階建てシーカス
(地震エネルギー吸収装置)
最大スパン7mの大空間設計が可能。
柱位置の制約が少なく間取りの自由度が高い。
重量鉄骨造
(フレキシブルβシステム)
3~4階建てマルチTMD
(制振装置)
高層ビル並みの耐震設計。
最大スパン9mの大空間を柱なしで実現可能。

積水ハウスの鉄骨住宅では、オリジナル外壁材(ダインコンクリート)を採用。セメントに砕石や砂利をくわえた高密度素材で、耐久性・耐火性にすぐれています。

ダインコンクリートの特徴
  • 耐火性が高い
  • 凹凸のある表面が重厚感を演出
  • 豊富なデザインバリエーション
  • メンテナンス性が高い

積水ハウスは、累計250万戸以上の施工実績を誇る、国内最大級のハウスメーカーです。

全国に広がる設計・施工ネットワークにくわえ、上位8%の設計士にのみ与えられる「チーフアーキテクト」が、空間構成から素材選びまで徹底的にこだわった住まいを提案します。

3:ダイワハウス│開放感と快適性能を両立

ダイワハウス

ダイワハウスは、鉄骨住宅のパイオニアとして知られ、1955年の創業以来、累計195万戸以上の住宅を提供してきた大手ハウスメーカーです。特に、xevoΣ(ジーヴォ・シグマ)シリーズに代表される鉄骨住宅は、大空間・高天井・大開口を実現しながら、高い耐震性と断熱性能を両立する鉄骨住宅として人気があります。

さらに、ホテルや商業施設の建築実績も豊富で、住宅以外の構造技術を応用した強固な構造設計が特徴です。

ダイワハウスがおすすめな人
  • 解放感ある大空間リビングがほしい
  • 地震に強い家を建てたい
  • 高断熱・高遮音の住環境を求めている
  • 3階建てや賃貸併用住宅を検討している
  • 建築実績と技術力のあるメーカーに任せたい

構造別の強みと特徴は以下のとおりです。

構造タイプ対応階数制震システム特徴
軽量鉄骨造
(xevoΣシリーズ)
1~2階建てエネルギー吸収型耐力壁
(D-NΣQST)
Σ型制震パネルを標準搭載。
大空間・高天井・大開口が可能で断熱性も高い。
重量鉄骨造
(skyeシリーズ)
3~4階建てΣ型制震パネル+マルチTMD高層ビル並みの耐震設計。
柱と梁は高強度ボルトで固定され、剛性と柔軟性を両立。

Σ型制震パネル(Σ型デバイス)は、ダイワハウスが開発した制震技術で、地震の揺れを吸収・軽減する装置です。Σ(シグマ)形状の鋼製パネルがしなやかに変形し、揺れのエネルギーを熱に変えて逃がすことで、柱や梁などの構造体へのダメージを抑えます。

震度7クラスの地震にも対応し、繰り返しの揺れにも強いのが特徴です。

ダイワハウスは、商業施設や病院など、多分野で培った構造技術を住宅に応用し、高い耐震性・断熱性・遮音性の住宅を提供しています。解放感と安心感を求める人にとって、おすすめのハウスメーカーです。

4:セキスイハイム│工場生産による高品質&断熱性の高さが魅力

セキスイハイム

セキスイハイムは、工場生産による高品質な住宅を提供するハウスメーカーです。鉄骨住宅では、ユニット工法(ボックスラーメン構造)を採用し、耐震性・耐久性・省エネ性能にすぐれた住まいを実現しています。

「あったかハイム」のキャッチコピーで知られる断熱性能の高さが特徴で、鉄骨住宅ながら断熱等級6(HEAT20 G2)に対応。さらに、太陽光発電+蓄電池の組み合わせにより、災害時の停電対策にも強い住宅を提供しています。

セキスイハイムがおすすめな人
  • 施工品質が安定したメーカーで建てたい
  • 鉄骨住宅でも断熱性を重視したい
  • 電気代を抑えたい
  • 短工期で家を建てたい
  • 保証が手厚いメーカーで建てたい

セキスイハイムの構造の強みと特徴は以下のとおりおです。

構造タイプ対応階数制震システム特徴
軽量鉄骨
(ボックスラーメン構造)
1~3階建てGAIASS
(ガイアス)
ユニット工法による高精度な耐震設計。
断熱等級6に対応。
短工期で施工可能。

GAIASSとは…
セキスイハイムの鉄骨住宅に採用されている独自の制震システムです。ボックスラーメン構造と組み合わせることで、地震の揺れを効果的に吸収・分散し、建物の損傷を最小限に抑えます。

とくに、耐力壁の強度が一般的な壁の約2倍となるため、繰り返しの揺れにも強さを発揮します。

実大耐震実験では、震度7相当の揺れに耐えた実績もあり、長期的な安心を提供する制震システムです。

セキスイハイムは、ユニット工法により、品質の均一化・短工期・高耐震性を実現しています。建築の約80%を工場で生産することで、天候や現場環境の影響を受けず、精密な施工が可能です。

5:トヨタホーム│自動車技術を活かした耐震・精密施工が強み

トヨタホーム

トヨタホームは、自動車製造技術を活かした高精度な住宅づくりが特徴のハウスメーカーです。鉄骨住宅では、鉄骨ラーメン構造(ユニット工法)を採用し、耐震性・耐久性・施工品質の高さを実現しています。

溶接接合による一体化構造を採用し、接合部の強度を均一化することで耐震性を向上。さらに、125㎜角・6㎜厚の鉄骨柱を使用し、業界トップクラスの耐久性を確保しています。

トヨタホームがおすすめな人
  • 耐震性能を重視したい
  • 安定した品質のメーカーに依頼したい
  • 大空間・大開口がほしい
  • 長期保証で安心したい
  • 短工期で家を建てたい

トヨタホームの構造の強みと特徴は以下のとおりです。

構造タイプ対応階数制震システム特徴
鉄骨ラーメン構造
(ユニット工法)
1~3階建てT4システム
(オイルダンパー制震装置)
溶接接合による一体化構造で高耐震性を確保。
最大35帖の柱無し空間を実現。

トヨタホームならではのメリットがこちら。

メリット詳細
耐震性能「パワースケルトン」技術により耐震等級3を標準仕様で実現
精密な施工住宅の約85%を工場で生産し、高精度な施工を実現
長期保証業界トップクラスの最長60年保証
V2Hシステム停電時に車から家への電力供給が可能
スマートホーム機能車から家のエアコン遠隔操作が可能
エネルギー管理太陽光発電・蓄電池・V2Hを組み合わせたエコな暮らし

トヨタホームは、自動車製造技術を活かした精密な家づくりが強みで、とくに耐震性・耐久性・施工品質の高さにすぐれています。さらに、トヨタのクルマを持っている人にとっては、V2Hやスマートホーム連携などのメリットもあり、クルマと住宅の統合的なライフスタイルを実現できます。

6:パナソニックホームズ│高耐震×メンテナンス性×快適性を実現

パナソニックホームズ

パナソニックホームズは、重量鉄骨と軽量鉄骨の両方を採用することで、多様なニーズに対応できるハウスメーカーです。

鉄骨住宅の強みを活かし、耐震性・耐久性・快適性にすぐれた住まいを提供しています。

さらに、パナソニックの技術を活かした全館空調「エアロハス」や、光触媒技術を活用した外壁「キラテック」など、快適な住環境を長期間維持できる工夫が施されています。

パナソニックホームズがおすすめな人
  • 地震に強い家を建てたい
  • メンテナンスコストを抑えたい
  • 快適な室内環境を求める
  • 省エネ性能を重視する
  • 大空間・大開口がほしい

パナソニックホームズの構造別の強みと特徴は以下のとおりです。

構造タイプ対応階数制震システム特徴
制震鉄骨軸組構造
(HS構法)
1~2階建てアタックダンパー高層ビル建築で採用される制震技術を住宅に応用。
地震に強く、間取りの自由度も高い。
重量鉄骨ラーメン構造
(NS構法)
3~9階建て高力ボルト接合無溶接ボルト構法で、強さ、空間対応力、高層化を両立。
オーバーハングやワイドスパン設計が可能。
大型パネル構造
(F構法)
1~2階建てパワテックパネルアタックフレーム構造体全体で地震の揺れを受け止め、分散させる。
新幹線や航空機にも採用されるモノコック構造。

パナソニックホームズは、鉄骨住宅の強みを活かした高耐震の家づくりにくわえ、省エネ性や快適性といった住宅性能にもこだわっています。さらに、強さへの自信の証として「地震あんしん保証」が用意されています。

地震あんしん保証の特徴がこちら。

保証期間最大35年間
保証範囲計測震度6.8以下の地震による全壊・半壊
補償内容全壊時は建替え、半壊時は修繕費用
保証限度額建物価格、または5,000万円のいずれか低い方
掛け金不要(追加費用なし)

万が一、地震で家が全壊・半壊しても、パナソニックホームズ独自の保証により、現状復帰してくれるのは嬉しいポイントです。

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後悔しない鉄骨ハウスメーカー選び5つのポイント

鉄骨住宅は、高い耐震性と設計自由度を備えた魅力的な選択肢です。しかし、構造や性能、保証内容は異なります。「何となく有名だから」で選んでしまうと後悔につながりかねません。

ここでは、鉄骨ハウスメーカーを選ぶ際に押さえておきたい5つのチェックポイントを紹介します。

  1. 構造の違いを理解する
  2. 坪単価と総費用の目安を把握する
  3. 断熱・気密・通気性能を比較する
  4. アフターサービスと保証内容を確認する
  5. デザイン性・間取りの自由度もチェック

1:構造の違いを理解する

鉄骨住宅は、大きく分けて「軽量鉄骨」と「重量鉄骨」に分類されます。それぞれ、構造材の太さや建築可能階数、耐震性、自由度などに違いがあります。

項目軽量鉄骨重量鉄骨
構造材の厚さ6㎜未満の角型鋼管や薄鋼材6㎜以上のH形鋼や厚板
対応階数1~2階(最大3階)3階以上
構造方式ユニット工法・パネル工法などラーメン構造・ボルト接合構法など
耐震性能高い非常に高い
間取りの自由度比較的自由大空間に強い
コスト安い高い
施工期間短い長い
用途の例戸建て住宅3階建て住宅、賃貸併用など

柔軟な間取りやコストパフォーマンスを重視するなら「軽量鉄骨」、多層階や高耐震性を重視するなら「重量鉄骨」がおすすめです。

構造の違いを理解して、あなたに合った構造のハウスメーカーを選びましょう。

2:坪単価と総費用の目安を把握する

鉄骨住宅を建てる際には、坪単価だけでなく、総費用の目安を把握しましょう。

坪単価は建物本体の価格(本体工事費)を建築面積で割った目安にすぎず、「付帯工事費」「諸費用」「オプション費用」などは含まれていないため、実際に支払う金額との差が大きくなることがあります。

建物以外に必要な、具体的な費用は以下のとおりです。

  • 外構工事(駐車場、フェンス、植栽など)
  • 地盤改良費
  • 給排水引込み工事
  • 設計料や申請手数料
  • 登記費用や火災保険料

たとえば、坪単価100万円35坪の建物に、付帯工事・諸費用を足した総額の一例がこちら。

建物本体価格3,500万円
付帯工事・諸費用約500~800万円
総額約4,000~4,300万円

同じ「坪単価100万円」の住宅でも、仕様や立地条件によっては500万円以上の差が生まれる場合があります。坪単価はあくまで目安であり、「総額いくらかかるのか?」を早めに把握することが重要です。

契約前には「本体価格+付帯費用+諸費用+税金等」を含んだ資金計画書を取り寄せ、総額ベースで比較・判断しましょう。

3:断熱・気密・通気性能を比較する

断熱・気密・通気性能は、暮らしの快適性直結するため重要な指標です。

鉄骨住宅は構造体の性質上、熱を通しやすく結露しやすいという弱点があります。これを克服するためには、「断熱性」「気密性」「通気設計」のバランスが不可欠です。

具体的にチェックすべきポイントは以下のとおりです。

断熱性気密性通気性
HEAT20 G2/G3相当か断熱材の種類断熱工法の採用窓・サッシの断熱仕様C値が1.0以下か気密測定の実施すきま処理の対策高精度な施工体制通気構法の採用通風設計換気システムの種類と性能湿気をためない構造か

「外張り断熱+充填断熱」の付加断熱を採用して、鉄骨の弱点である熱橋をカバーしているハウスメーカーもあります。

カタログの数値だけでなく、測定結果・工法・素材の組み合わせを比較して、一年中快適に過ごせる住まいを実現できるハウスメーカーを選びましょう。

4:アフターサービスと保証内容を確認する

住宅は、建てて終わりではありません。建てたあとに後悔しないためにも、アフターサービスと保証内容は確認しましょう。

鉄骨住宅は長寿命が魅力ですが、それを活かすには定期的な点検と適切なメンテナンスが不可欠です。ハウスメーカーの保証内容や対応の質によって将来の安心感が大きく変わります

具体的にチェックすべきポイントがこちら。

  • 保証期間
  • 保証内容
  • 延長条件
  • 定期点検の頻度
  • アフターサービスの内容

とくに、鉄骨住宅ならではの「錆び」対策として、防錆処理や塗装の耐用年数の確認は必須です。比較検討する際は、上記のチェックポイントを押さえることで、ハウスメーカー選びの失敗を避けられます。

5:デザイン性・間取りの自由度もチェック

理想の暮らしを叶えるには「デザイン性」と「間取りの自由度」が重要です。

鉄骨住宅は、構造の強さを活かして大空間・大開口・柱の少ない設計がしやすいというメリットがあります。その反面、構法によっては間取りや外観の自由度に差が出ることがあり、メーカーの設計力や構造方式次第で満足度が大きく変わります。

項目軽量鉄骨住宅重量鉄骨住宅
デザイン性ユニット工法が多く外観が整いやすい
タイル外壁やモダンデザインにも対応
外観バリエーションはやや限定的
柔軟な外観設計が可能
オーバーハングが可能
立体感のあるデザインが得意
間取りの自由度構造体に制約あり
施工精度が高い
自由度はやや低い
柱の位置を自由に設計可能
最大9m超えのスパンや吹き抜けも対応
大空間・大開口に強み

軽量鉄骨は施工精度や安定性にすぐれており、重量鉄骨は空間設計の自由度とデザイン性に強みがあります。

各社の構造方式や設計力を比較し、家族構成やライフスタイルに合った空間提案ができるかを見極めることで、満足度の高い家づくりができます。

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鉄骨造ハウスメーカーで建てる際の5つの注意点と対策

鉄骨住宅には多くのメリットがある一方で、建ててから気づく落とし穴も少なくありません。

ここでは、鉄骨造ハウスメーカーで建てる前に知っておきたい5つの注意点とその対策を詳しく解説します。家づくりで後悔しないためにも、事前にチェックしておきましょう。

  1. 断熱・気密性能を高めよう
  2. 防錆処理とメンテナンスをしよう
  3. 間取りの自由度が制限されることも
  4. コストが高くなりがち
  5. 固定資産税について知っておこう

1:断熱・気密性能を高めよう

鉄骨住宅でも快適に過ごすためには、断熱性と気密性の強化が欠かせません。

鉄は熱伝導率が高く、冬は外の寒さを、夏は外の暑さを室内に伝えやすい性質があります。そのため、断熱材でしっかり覆い、室内の空気が逃げないように気密性を高めることが重要です。

これにより、冷暖房効率が上がり、室温の安定や省エネにも直結します。

おすすめする具体的な対策がこちら。

  • 付加断熱を採用
  • 樹脂サッシやLow-E複層ガラスを採用
  • 気密測定の実施

鉄骨住宅は頑丈な構造にくわえ、断熱・気密性能を高めることでより快適で省エネな暮らしが実現できます。ハウスメーカーを選ぶ際は、構造体だけでなく、断熱仕様や気密測定の有無もチェックしましょう。

2:防錆処理とメンテナンスをしよう

鉄骨住宅の耐久性を保つには、防錆処理と定期的なメンテナンスが不可欠です。

鉄は空気中の酸素や水分と反応して錆びる性質があり、錆が進行すると構造強度が低下して住宅の安全性に影響を及ぼします。

とくに、外気に触れる部分や結露が発生しやすい箇所は、錆びのリスクが高くなります。

防錆処理を施していても、経年劣化や傷によって塗膜が剥がれると再び錆びが発生する可能性があるため、定期的な点検と補修が必要です。

具体的な対策がこちら。

  • ZAMメッキや溶融亜鉛メッキなどの高耐食性素材を採用
  • 電着塗装や粉体塗装による防錆コーティング
  • 定期点検で塗膜の劣化や錆の兆候をチェック

鉄骨住宅は構造的に強い反面、錆への対策を怠ると住宅の寿命を縮めるリスクがあります。防錆処理と定期的なメンテナンスをセットでおこなうことで、安心して長く暮らせる住まいを目指しましょう。

3:間取りの自由度が制限されることも

鉄骨住宅では、ハウスメーカーの構造によって間取りに制約が出ることがあります。

鉄骨住宅は耐震性にすぐれている反面、柱・梁・耐力壁の位置が構造的に決まっている場合があり、自由な間取りがとりにくいケースがあります。

ユニット工法では、ユニット寸法や接合方式が規格化されており、変形間取りや開口部の位置に制限が出ることもあります。

対策として、鉄骨住宅は構造によって間取りの自由度に差が出るため、希望のプランが叶えられるかを事前に相談することが重要です。

4:コストが高くなりがち

鉄骨住宅は、高性能で長寿命な反面、構造材や工法において高強度・高精度な部材や施工技術が必要なため、初期コストが木造より高くなる傾向があります。

一方で、正しい知識を身につけてハウスメーカー選びをしないと、想定していた以上のコストを支払うことにもなりかねません。

次の対策をとることで、構造の安心と快適性を保ちつつコストの最適化を図りましょう。

  • 延べ床面積を抑えたコンパクト設計
  • 複雑な形状・間取りを避ける
  • 複数メーカーを比較する

本体価格だけでなく、付帯工事や仕様グレードによる総費用の差を事前に把握し、複数社で見積もりを比較することで後悔を防げます。

▼まずは比較するハウスメーカーから探したい人は、以下の記事も参考にしてみましょう。

5:固定資産税について知っておこう

鉄骨住宅は耐震性・耐久性にすぐれているため、資産価値が下がりにくいというメリットがあります。その反面、評価額が高く維持されやすいため、固定資産税が高くなりやすいのがデメリットです。

固定資産税のことを考えずに鉄骨住宅を建ててしまうと、住んでからの固定費に悩まされる可能性もあります。

ただし、制度を正しく理解し、特例や申告を活用すれば節税の余地は十分にあります。「固定資産税が安いから木造にしよう」と安易に決めず、税負担も含めたトータルコストで判断して、後悔しない家づくりをしましょう。

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【FAQ】鉄骨造住宅でよくある質問

鉄骨住宅の耐用年数はどれくらい?

鉄骨住宅の法定耐用年数は19~34年ですが、実際の寿命は50~80年以上とされ、メンテンナス次第では100年超えも可能です。

  • 軽量鉄骨:30~50年
  • 重量鉄骨:50~80年
錆びやすいって本当?メンテナンス費用の相場は?

鉄骨は錆びやすい素材ですが、適切な防錆処理とメンテナンスをおこなえば問題ありません

主な補修内容と費用の目安は以下のとおりです。

内容時期費用目安ポイント
外部塗装約10~15年ごと約8~30万円錆止め+上塗りで長持ち
接合部の防錆補修約10年ごと約3~10万円溶接やボルト周辺をチェック
外壁シーリング交換約10~15年ごと約10~25万円ひび割れ・漏水の予防に効果
屋根塗装・補修約15~20年ごと約20~50万円雨風ダメージから屋根を守る
木造と比べて地震に強い?

鉄骨住宅は、以下の理由から木造住宅よりも地震に強い傾向があります。

  • 強度が高く揺れに強い
  • 柱と梁の一体化構造は大地震でも変形しにくい
  • 制震・免震装置との相性が良い

一方で、木造住宅でも十分に地震に強い家は建てられます。構造材だけでなく、設計・施工・耐震対策の総合力が重要です。

狭小地や変形地でも建てられる?

鉄骨住宅は、以下の理由から狭小地や変形地にも柔軟に対応できます

  • 空間を有効活用しやすい構造設計
  • 都市型住宅に適した設計が可能
  • 建ぺい率や斜線制限の厳しいエリアでも有利
音の問題はある?

鉄骨住宅は、木造住宅と比較して生活音が響きやすい傾向にあります。とくに、上下階の音や隣室の話し声が問題になりやすいです。

音に敏感な人は、ヘーベルハウスなど遮音性も強いハウスメーカーを検討すると良いでしょう。

【まとめ】性能とコストを比較して、あなたに合った鉄骨造ハウスメーカーを見つけよう

この記事では、鉄骨造のおすすめハウスメーカー6社を比較し、メーカー選びのポイントや注意点と対策を詳しく解説してきました。

結論として、鉄骨造住宅で後悔しないためには、「比較」と「理解」が不可欠です。

費用や性能を比較して、あなたに合ったハウスメーカーを見つけることで、安心して長く暮らせます。

鉄骨造住宅で失敗しないためには、次の5つのポイントを押さえましょう。

  1. 構造の違いを理解する
  2. 坪単価と総費用の目安を把握する
  3. 断熱・気密・通気性能を比較する
  4. アフターサービスと保証内容を確認する
  5. デザイン性・間取りの自由度もチェック

鉄骨住宅は高性能だからこそ、ハウスメーカー選びで住み心地にも大きな差がでます。各メーカーの特徴をしっかりと比較して、あなたにとって最適な「納得のいく鉄骨の住まい」を見つけましょう。

家づくり成功の秘訣はあなたにぴったりなハウスメーカーを見つけること

後悔のない家づくりを実現する秘訣は、あなたの要望を叶えてくれるハウスメーカーを見つけることです。

相性のいいハウスメーカー、営業マンとともに家づくりをおこなうことで、性能も価格も妥協しない納得の住まいが建てられます。

しかし、複数のハウスメーカーに1社ずつ希望を伝えて、相性を確認するのは時間もかかり大変です。

わたしも実際に、ハウスメーカーを3社ほど訪問。1社あたり4~6時間ほどかけて、デザインや間取りの提案をしてもらいました。

「そんなに時間をかけてられない」「希望は叶えたいけど効率よく家づくりをしたい」と思いますよね。

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【3分で完了】申し込みは簡単2ステップ

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入力は要望を選択していくだけだからとっても簡単。

まずは、こちらから申し込みフォームへアクセス。

STEP
希望の間取りや予算を選択する
STEP
問い合わせするハウスメーカーを選択する
タウンライフの入力画面

たったこれだけで一括で家づくりの資料が手に入ります。

備考欄に詳細な要望を入力することで、より希望を反映した間取り提案をしてもらえます。

【入力例】

  • 1階にファミリークローゼットがほしい
  • 洗面と脱衣室を分けたい
  • リビングの一角にワークスペースがほしい

タウンライフ家づくりを活用して後悔のない家づくりにしよう

タウンライフ家づくりは、簡単・3分・無料で複数のハウスメーカーを比較できる一括資料請求サービスです。自宅にいながら、複数のハウスメーカーから間取りを提案してもらえます。

資料をもらって契約をお断りしても費用は一切かかりません。

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一方で、はじめから1社にしぼって家づくりをしてしまうのはおすすめしません。必ず、あなたの要望に近いハウスメーカーを2・3社に絞って比較検討しましょう。

ハウスメーカーごと特徴を理解することで、本当に相性のいいメーカーがきっと見つかります。

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