- みんなの後悔ポイントを知りたい
- 間取りづくりに悩んでいる
- 後悔のない家づくりをしたい
できることなら後悔のない家づくりにしたいですよね。
しかし、慎重に間取りを比較・検討しても、住み始めたら「ここが違った」と後悔してしまうのが注文住宅です。
結論、後悔しない家づくりのポイントがこちら。
- たくさんの後悔ポイントを参考にすること
- あなたのライフスタイルに合わせて取り入れること
- 生活のイメージをしながら間取りを決めること
わが家も何度も検討しましたが後悔ポイントがありました。
この記事では、実際に注文住宅を建てたわが家の後悔ポイントと、参考にした後悔ポイントについて解説をしていきます。
この記事を読むと、後悔しない家づくりのポイントについて詳しく知ることができます。
先人たちの失敗から得た情報を、あなたの家づくりに活用しよう!
わが家が後悔した3つのこと
わが家でも、住んでから気がついた後悔ポイントがいくつかありました。
- トイレの換気扇の位置
- リビングドア
- 床下コンセントの位置
①トイレの換気扇の位置
1つ目のわが家の後悔ポイントはトイレの換気扇の位置です。
はじめは目線の高さに配置されていた換気扇。
目立たないように足元の高さに設置するように変更しました。
しかし、高さの指定はしたものの横方向の指定をしなかったため、ドアを開けた際に視界に入ってくる位置に換気扇が設置されてしまいました。
トイレは毎日使う場所だからこそ気になってしまうわが家の後悔ポイントです。
平面の設計図だけでは気づかないこともあります。図面を立体的にイメージすることが大切です。
②リビングドア
2つ目のわが家の後悔ポイントはリビングドアがフルハイトドアじゃなかったことです。
わが家が採用したリビングドアはEIDAIのスキスムTという商品なのですが、
こちらの商品は天井までのフルハイドアではない商品でした。
リビングドア以外に採用した室内ドアはスキスムSという商品です。
こちらは天井までのフルハイドアだったため、スキスムTもフルハイドアだと思い込んでしまった私のミスでした。
リビングドアだけスキスムTを採用した理由は、希望のカラー(マットブラック)があったから。
フルハイドアにならなかった点は惜しいけれど、色や質感には満足しています。
天井の高さとドアの高さに気をつけて室内ドアを選ぼう。
③床下コンセントの位置
わが家の後悔ポイント3つ目は床下コンセントの位置です。
こちらは設計の段階で希望していた仕様で、SNSで調べて参考にさせていただきました。
非常に便利なコンセントではあるのですが、後悔ポイントは以下の2つです。
- 視界に入る位置で気になる
- コンセントに足をひっかけてしまう
ダイニングテーブルの下に隠れる位置にコンセントを設置したかったのですが、
設計の段階で家具の配置・大きさまで計算に入れなかったためにこのような位置に設置されてしまいました。
間取りづくりでは、家具の配置やサイズも考慮して設計することが大切です。
わが家が参考にした後悔ポイント
ここからは、私が注文住宅を建てる際に参考にした「よくある後悔ポイント」をご紹介します。
みんなの後悔ポイントを参考にして家づくりを成功させよう
【外観】
- 雨どいの色を外壁に合わせなかった
- エアコンの室外機の位置を考えなかった
【玄関】
- 玄関が暗い
- 2way玄関にしたけど使わなかった
- 収納が足りない
【リビング】
- 広すぎるリビング
- 照明計画をしなかった
- 小上がりスペースいらなかった
【キッチン】
- キッチンの高さが合わなかった
- 食洗器を深型にすればよかった
- 自動水栓にすればよかった
【トイレ】
- トイレの窓いらなかった
- 便器のコンセントを隠したかった
【お風呂】
- 洗面と脱衣室を分ければよかった
- 浴室の窓いらなかった
- 浴室乾燥機いらなかった
【外観】
雨どいの色を外壁に合わせなかった
引用元:SEKISUIエスロンタイムズ
外壁材を決めた際には、雨どいの色についても確認をするようにしましょう。
外壁の色と雨どいの色を合わせないと、雨どいが目立ってしまい外観のデザインを損ねてしまいます。
エアコン室外機の位置を考えなかった
間取りを考える際には、エアコンの取付け位置にも注意をしましょう。
間取りによってはエアコンの室外機が外観の正面にきてしまい、外観を損ねる場合があります。
設計上どうしてもエアコン取付位置を変えられず、それでも配管を隠したい場合には「隠ぺい配管」にする必要があります。
ただし、隠ぺい配管には注意点もありあまりオススメはしません。
隠ぺい配管を採用する場合には特徴を理解したうえで採用するようにしてください。
関連記事>>>【知らないと損】注文住宅で後悔する仕様7選
【玄関】
玄関が暗い
窓のない玄関や、日当たりを考えていない窓の配置にすると、「思っていたより暗い玄関」となる場合があります。
1日をスタートさせる場所として、玄関によく日光が入ると気持ちも晴れやかになりますよね
日当たりのイメージをすることは間取り以上に難しいです。
設計士さんともよく相談しながら間取りを決めるようにしましょう。
2way玄関にしたけど使わなかった
玄関ホールの入り口を「家族用」と「来客用」とに分けて設計された間取りのことです。
家族の靴などの収納を来客に見られずに室内に招くことができます。
2way玄関の特性として、来客が訪問しやすいように設計されています。そのため、来客用の上り口のほうが動線が短いことがほとんどです。
2way玄関にすることで、来客用の玄関からの出入りがラクなために、家族用の上り口を使わなくなる可能性があります。
来客が多いご家庭でないのであれば、家族の住みやすさを優先して間取りづくりをしましょう。
収納が足りない
玄関には靴以外にも収納するものが増えがちです。
家族の人数や、将来的にどれくらい荷物が増えそうかしっかりと計画をして設計しましょう。
- 収納量が足りずに困った
- シューズクローゼットを設置すればよかった
【リビング】
広すぎるリビング
家づくりを始めると、広くて開放的なリビングに憧れますよね。
「広いリビングで家族がゆったりとすごす」そんなシーンを想像したことってみんな一度はあると思います。
しかし、リビングスペースを広くしたことで後悔している方って意外と多いんです
広すぎるリビングの後悔ポイント
- 冷暖房効率が落ちる
- 掃除の手間が増える
- ほかの部屋が狭くなる
照明計画
照明の配置はハウスメーカーが間取りを作成する際にある程度決めてくれます。
しかし、提案された照明をそのまま採用してしまうと、のとのち後悔してしまう可能性があります。
ハウスメーカーとしても、まずは無難に明るさを確保できる照明計画をしてくれることがほとんどです。
照明は間取り以上にイメージするのが難しいので、可能であれば照明のコーディネーターさんと一緒に設計をしていくことをオススメします。
関連記事>>>【知らないと損】注文住宅で後悔する仕様7選
小上がりスペースいらなかった
小上がりの和室を設けることで
- 気楽に寝転ぶことができる
- 段差に腰掛けてくつろげる
- 空間に立体感がうまれてオシャレに見える
といったメリットがあり、ハウスメーカーから提案されることも多い間取りの一つです。
しかし、小上がりスペースを設置したものの
「住んでみたら使わなかった」
「その分リビングスペースを広くすればよかった」
と後悔する場合もあります。
小上がりスペースを有効活用できそうか事前にシミュレーションしましょう。
関連記事>>>【知らないと損】注文住宅で後悔する仕様7選
【キッチン】
キッチンの高さが合わなかった
キッチンの高さを決める基準としてよくいわれているのが以下の方法です。
「身長(cm)÷2+5(cm)」
「肘高-10cmから-15cm」
上記の計算式で考えるキッチンの高さの目安は以下の表のとおり。
身長 | キッチンの高さ |
---|---|
150cm | 80cm |
160cm | 85cm(標準) |
170cm | 90cm |
180cm | 95cm |
しかし、上記の基準だけで安易にキッチンの高さを決めてしまうと後悔してしまう場合があります。
人それぞれ体型や立ち方の癖などには違いがあります。
合わないキッチンで作業をしていると腰を痛めてしまう可能性もあるので注意が必要です。
キッチンの高さは必ず展示所などで実際に確認してから決めるようにしましょう。
キッチンのように毎日使う設備は、時間をかけて納得のいくものを選ぼう!!
食洗器を深型にすればよかった
メーカー標準仕様のキッチンには、浅型の食洗器が搭載されている場合がほとんどです。
食洗器には「浅型」と「深型」があり、深型の方が収納量が多く一度にたくさんの食器を洗浄できます。
浅型の食洗器にした結果
- 食洗器を使っていない
- 後から深型食洗器に付け替えた
と後悔する方も多いので、必ず確認するようにしましょう。
注文住宅では、こちらから提案をしないとハウスメーカーに決められてしまう仕様が他にもたくさんあります。
住宅メーカー任せきりにせずにこちらから提案していくことが大切です。
自動水栓にすればよかった
「キッチンの水栓を自動水栓にすればよかった」という後悔ポイントも参考になりました。
何度もレバーの操作をするのは面倒ですし、水撥ねも気になりますよね。
事前に標準仕様が「手動水栓か自動水栓か」を確認するようにしましょう。
【トイレ】
トイレの窓いらなかった
ハウスメーカーに提案される間取りではトイレに窓を設置してあることがほとんどです。
わたしも家づくり当初はトイレには窓を設置するものだと考えていました。
しかし、後悔ポイントを調べていると「トイレの窓はいらなかった」という声がとても多かったんです。
トイレに窓を設置するメリットとデメリットがこちら。
メリット | デメリット |
---|---|
トイレが明るくなる 空間を広く見せられる 窓を開けて素早く換気ができる | 窓を掃除する手間が増える 断熱性能が下がる 建築コストがかかる |
大切なことは、トイレの窓の必要性について理解した上で設置することです。
便器のコンセント隠したかった
コンセントの位置や高さを指定せずに後悔してしまう方も多いです。
トイレの電源コンセントもその1つ位置です。
打ち合わせ時に、「コンセントを隠したい」と要望を伝えるようにしましょう。
【お風呂】
洗面と脱衣室を分ければよかった
建売住宅によく見られる「洗面脱衣室」ですが、ライフスタイルを考えて設計をしないと使い勝手の悪い空間になってしまう場合があります。
せっかくの注文住宅、毎日の身支度のスペースにはこだわりたいですよね。
関連記事>>>【失敗しない】家事ラク動線の間取りづくり7つのポイントを徹底解説
浴室の窓いらなかった
トイレと同様、「浴室の窓もいらなかった」と後悔している方が多いようです。
窓は外気の影響を受けやすく、浴室に窓を設置することで、冬場は浴室と脱衣室との間に温度差が生じる可能性があります。
温度差があるとヒートショックの危険性が高まるので注意が必要です。
どうしても浴室に窓を設置したい場合は、開閉できないFIX窓がおすすめです。
関連記事>>>【失敗しない】注文住宅で選ぶべき窓の種類と特徴について解説
浴室乾燥機いらなかった
浴室乾燥機を設置したが「住んでみたら使わなかった」という後悔ポイントです。
- 天気に左右されない
- 室内の物干しスペースを有効活用できる
- 浴室のカビ予防になる
上記の理由から、浴室乾燥機を提案されることも多いです。
浴室乾燥機のデメリットもよく理解したうえで導入するようにしましょう。
- 洗濯物を干している間はお風呂に入れない
- 浴室は洗濯物を干す環境に不向き
- 洗濯物が乾くまでに時間がかかる
- 電気代が高い(3時間の使用で100円ほど)
- フィルター交換などの手入れが必要
まとめ:家づくりで後悔しないためには、たくさんの間取りを参考にすることが大切
この記事では、「わが家の後悔ポイント」と「参考にした後悔ポイント」について解説をしてきました。
- トイレの換気扇の位置
- リビングドア
- 床下コンセントの位置
大切なことは、この記事で紹介した後悔ポイントをあなたのライフスタイルにあわせて活用することです。
本記事を参考に、後悔のない家づくりをしてください。
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